BLOG

渋谷区・港区近郊でのリフォーム・リノベーションのお問い合わせはリフォームパートナーズにお任せください。

お家で湿気がたまらないようにする方法

梅雨や冬の結露の時期など、日本の家は湿気がこもりやすく、悩む方も多いでしょう。湿気は不快感だけでなく、放置するとカビやダニの原因になり、健康や建物の劣化を引き起こします。そこで今回は、家の中に湿気をためないための具体的な方法と、カビを防ぐためのポイントを詳しく解説します。

湿気がもたらす問題

湿気が溜まることで起きるトラブルは意外と多いものです。

  • 健康被害
    湿度が高いと、カビが繁殖しやすくなります。カビの胞子は目に見えなくても空気中を漂い、それを吸い込むことで喘息やアレルギー性鼻炎、皮膚炎の原因になることがあります。さらに、湿度60%以上の環境はダニの繁殖に適しており、アレルギーやアトピー性皮膚炎を引き起こすリスクが高まります。特に小さな子供や高齢者がいる家庭では注意が必要です。

  • 建物への影響
    湿気は家の寿命にも影響します。木材部分が湿気を含むと腐食が進み、シロアリ被害のリスクも高まります。また、鉄骨部分であっても結露が原因でサビが進行し、耐久性が低下する恐れがあります。クロスやフローリングが剥がれたり、壁紙の裏側にカビが広がって異臭が発生するケースもあります。この状態が長く続くと、見た目の問題だけでなく大掛かりなリフォームが必要になることも少なくありません。

  • 生活環境の悪化
    湿気は不快感をもたらし、ジメジメとした空気は精神的にもストレスの原因になります。クローゼットの洋服や靴にカビが生えたり、家電製品が湿気で故障するケースも報告されています。日常生活の質を保つためにも、湿気は早めに対策することが大切です。

湿気がこもりやすい場所と対策

家の中でも特に湿気がたまりやすい場所とその対策を詳しく見ていきましょう。

◎ 浴室・洗面所

浴室は毎日のように大量の水蒸気が発生する場所。湿気対策は欠かせません。

  • 入浴後はシャワーで壁や床を冷やし、湿度を下げます。

  • 換気扇は入浴中だけでなく、30分~1時間程度回し続けるのが効果的。

  • 定期的に防カビ剤を使用すると、カビの繁殖を未然に防げます。

◎ キッチン

料理中は湯気が発生し、シンク下は湿気がこもりがちです。

  • 調理中は必ず換気扇を使用。

  • シンク下の収納には除湿剤や新聞紙を入れて湿気を吸収させると効果的。

  • 定期的に収納内のものを出し、空気を入れ替える習慣を。

◎ 寝室・押入れ

寝室は人の呼吸や汗で湿度が高くなります。押入れも湿気が溜まりやすい場所です。

  • 布団はこまめに干すか布団乾燥機を活用。

  • 押入れはすのこを敷き、除湿剤や炭を置いて湿気対策。

  • クローゼットはドアを閉めっぱなしにせず、時々開けて空気を入れ替える。

季節ごとの湿気対策

湿気は季節ごとに発生の仕方が変わります。

春~梅雨

外気湿度が高く、室内もジメジメしがちです。除湿機や除湿剤を積極的に使いましょう。湿度計を設置し、室内湿度を常に40~60%に保つよう意識します。

高温多湿の日本の夏は、湿気と暑さで不快指数が急上昇します。エアコンの「除湿モード(ドライ)」を活用するのが効果的です。特に寝室は寝汗で湿気がこもりやすいので、寝る前にエアコンを入れておくと快適です。

一見湿気が少ないように思えますが、押入れやクローゼットはまだ湿気を含んでいる場合があります。衣替えのタイミングで収納内をしっかり乾燥させましょう。

結露が最大の問題です。窓用の断熱シートや二重窓で外気温との差を少なくし、結露の発生を防ぎます。結露した水滴は放置せず、こまめに拭き取ることも大切です。

最新の湿気対策グッズ&設備

湿気対策は日々の工夫に加え、便利なグッズや設備を活用するとさらに効果的です。

  • 除湿機・衣類乾燥機
    部屋全体の湿気を取り除くだけでなく、室内干しの洗濯物も短時間で乾かせます。

  • サーキュレーター・空気清浄機
    空気を循環させることで湿気がたまるのを防ぎます。最近は除湿機能付き空気清浄機も人気。

  • 調湿壁材・フローリング
    リフォームの際に、珪藻土やエコカラットを使うと、余分な湿気を吸収し乾燥時には湿度を放出してくれます。

  • 24時間換気システム
    気密性の高い住宅では、計画的な換気が重要。全館換気システムを導入すると、家全体の空気の流れを保ちやすくなります。

湿気・カビ対策

湿気がひどい場合やカビが広がってしまった場合は、専門業者に相談するのも一つの方法です。専門家ならではの知識と専用機材を使った対策は、根本から湿気トラブルを解決できます。

  • 防水・防湿工事
    床下や壁内の湿気を防ぐ施工です。床下に防湿シートを敷いたり、調湿効果のある断熱材を追加することで、湿気が建物に侵入するのを防ぎます。特に築年数が経過した住宅では効果的です。

  • カビ除去・防カビ処理
    市販のカビ取り剤では取りきれない場合、プロが専用薬剤や高圧スチームを使い、カビの根までしっかり除去します。除去後は抗菌・防カビコーティングを施し、再発を防ぐ処理が行われます。

  • 換気システムの改善提案
    湿気は空気の流れが滞ることで溜まります。業者は家全体の換気計画を見直し、24時間換気システムや床下換気扇の設置を提案することもあります。これにより、空気が循環しやすい環境が整います。

  • 二重窓や断熱材の追加
    窓ガラスからの冷気を防ぐと、結露や湿気の発生を大幅に軽減できます。省エネ効果も期待できるため、冬場の光熱費削減にも繋がります。

このように、プロによる湿気対策は「発生した湿気への対処」だけでなく、「湿気を発生させない家づくり」までを視野に入れている点が特徴です。一度相談して現状を調査してもらうだけでも、今後の湿気管理に役立つアドバイスが得られるでしょう。

まとめ

湿気対策は毎日のちょっとした心がけと、必要に応じた設備導入の両方が大切です。カビは一度発生すると取り除くのに手間がかかり、健康や建物への影響も大きいため、予防を徹底することがポイントです。こまめな換気、家具配置の工夫、便利グッズの活用などを組み合わせ、快適で健康的な住環境を保ちましょう。

BLOG

リフォームパートナーズは東京都渋谷区・港区を拠点に東京都内・関東地方全域でのリフォーム・リノベーションサービスを皆様にご提供しております。

こちらでは、リフォームパートナーズの事例や日々の施工の様子をご覧いただけます。
インスタグラムと共にぜひご覧ください。

渋谷区・港区を拠点に活動するリフォームパートナーズのインスタグラム

CONTACT

リフォームパートナーズは東京都港区・渋谷区を中心に、
キッチンリフォーム、浴室リフォーム、トイレリフォームなどマンションリフォーム一式に対応しております。
完全自社施工なので、余計な中間マージンが不要。適正な価格で高品質な施工をお届けします。
お問合せ・ご相談・お見積もりは無料です。相見積もりも大歓迎。

TEL 03-6450-4290

電話受付 9:00〜20:00(土日祝対応)